EUROPE NOTE
(ヨーロッパ旅行記)

 

5日目-2(11月21日) ウィーン 王宮見学・デメルでお茶


ミヒャエル門をくぐるとハプスブルク家がかつて栄華を極めた時代に住居だった王宮です。

広大な敷地と、増改築が繰り返されたというだけあって複雑な形をした建物の中は、今ではシシィミュージアムをはじめとする博物館として公開されています。

王宮 カール大公騎馬像
カール大公騎馬像

王宮から見たウィーン市庁舎
王宮の敷地内から見たウィーン市庁舎

庭園の方に行けなかったのがちょっと残念・・。

新王宮
新王宮

1913年に完成した帝国最後の王宮
現在はエフェソス博物館・古楽器集庫館などになっています。

王宮 皇帝の部屋とシシィミュージアムの入り口
王宮
皇帝の部屋とシシィミュージアムの入り口
シシィのシルエットが素敵(^^)

銀器コレクションにはじまり、シシィミュージアム、皇帝の部屋と順々に見学するようになっています。

「シシィ」とはオーストリア皇帝フランツ・ヨーゼフ1世の妃エリーザベト(エリザベート)のことで、その類まれな美貌と波乱に満ちた人生は映画化などもされ、今でもとても人気があります。

シシィミュージアムでは彼女の身の回りの小物など、皇帝の部屋ではフランツ・ヨーゼフ1世の執務室やエリーザベトの部屋を見ることができます。

かなり見ごたえのある博物館です。エリーザベトのことはウィーンに来るまで名前程度しか知らなかったのですが、すっかり詳しく?なりました〜。
やっぱり実際に使われていたという部屋が一番興味深く、面白かったです。

見学でかなりの体力を消耗したのでちょっと一休み。王宮のミヒャエル門のすぐそばにあるデメル本店に入ってみました♪

デメル本店
デメル(デーメル)本店

日本でももうおなじみのデメル。かつてはハプスブルク家御用達のお店でした。
ウィーン名物のザッハートルテはホテルザッハーのトルテとデメルが人気を二分しています。

デメル メランジェとキルシュトルテ
メランジェ(コーヒーに泡立てたミルクを入れたもの)とキルシュトルテ

せっかくのカフェの町、ウィーンに来たのでコーヒーに久々に挑戦してみました。
ケーキはザッハートルテにしようかとも思ったのですが、こちらの方が美味しそうだったので(^^)
思ったよりも甘さ控えめでとても美味しかったです。

デメル お菓子工房
席からはデメルの工房が見えます
ここから素敵なケーキが生まれるんですね〜♪

デメル本店 ショーウィンドウ
デメルのショーウィンドウ

クリスマスっぽい飾りつけがかわいいです。
ゆっくりとお茶を飲み大分元気回復。コーヒーも大丈夫でホッ。(カフェインで気分が悪くなることがあるのです・・)

お土産をいくつか買ってデメルを出て、ぶらぶらと、とりあえずホテル方面へ。

ストリートミュージシャン
ストリートミュージシャン

写真を撮っていたら怪しげなおじさんに「マネー、マネー、○■*@|☆・・・!(マネーしか聞き取れなかった)」と話しかけられ、怖いから「ノー」と言って逃げようと思ったけど、おじさんはしきりに私の持っているデジカメを指している。どうやら「そのデジカメはいくらだ?」と言ってるみたい・・・。

えーと、もう数年前に買ったものだからいくらだったかなぁ・・・。思い出せない・・

私「スリーハンドレッド・・・くらいかなー」
おじさん「3?ハンドレッド?ユーロ?ドル?」(ハンドレッドがフンドルド、ユーロがオイロと聞こえる)
私「いやー、やっぱ500だったかも・・」
おじさん「300? 500?」(3とか5とか指を立てる) 「ヨーロッパ?アメリカ?(で買ったのか?)」
私「うーん、日本で500ドルくらいでしたよ(たぶん)」

私はドイツ語は分からないし、そのおじさんは英語はあまりわからないみたいで、しまいにはおじさんがポケットから紙と鉛筆を取り出し、道の真中で筆談(笑)
書いたら結構あっさり通じて、おじさんは嬉しそうに去って行きました・・・。

なんだったんだー。ホントにデジカメの値段なんか知りたかったのかな。でも、いいおじさんでよかった。

さらに歩いてオペラ座の前。今日の夜は一人だしどうしようかな、と思っていたところにモーツァルトの扮装をしたお兄さんに「コンニチハ〜?」と怪しげな日本語で呼び止められた。

コンサートの勧誘だって分かっていたけど、夜ヒマなのでいっかー、と思いそのお兄さんオススメのチケットを買ってみました。C席の値段でB席にしてくれるって言うし。

でも、チケットのお金払ってから「じゃあ場所なんだけど、ここネ♪」と見せられたのはシェーンブルン宮殿。。キミ、さっきこの近くだって言わなかったっけ??

電車乗れば近いって、まあそれほど遠くはないだろうけど、なんかムカつく〜!

やっぱやめる!って言おうかと思ったけどまぁヒマだしいいかと。
コンサートは20時からでまだ余裕があったので、スーパーで買い物したり、トラムに乗ってリンクを1周してみたり。

一旦ホテルに戻って着替えて、地下鉄でシェーンブルン宮殿へ。
オランジェリーというかつてはオレンジ栽培温室だったというホールでのコンサートを聴きました。

このコンサート、ガイドブックとかにも載っていますが・・はっきりいってまったくオススメできません。弦楽4重奏、歌、バレエ、と盛りだくさんなのはいいけど、どれももろに観光客向け・・・。
お客さんも日本の団体ツアーで連れてこられたらしい人が3分の2くらいでなんだかぐったり。。
ツアーのおっちゃんたちは添乗員さんに「もー、良すぎて寝ちゃったよ〜」とか言ってるし。

ウィーン、とにかく日本人観光客がめちゃめちゃ多いのは予想外でした・・・。
博物館とか、見学スポットには必ず日本人団体が!
一瞬にして日本に引き戻されます・・・。

明日は本物のオペラ座に行くぞーと誓いました。

シェーンブルン駅
人気のないシェーンブルン駅
シェーンブルン宮殿の最寄り駅。
夜でも電車は怖くなかったです。

ウィーンで食べたお寿司
お寿司

夕飯はホテルに戻り買っておいたお寿司。。。これは、、まずかった!
魚が臭くて悪くなってるのかと思った・・・かっぱ巻きかと思ったらアボカドだし(T_T)

ウィーン、パンは美味しいけどご飯はまずいことを悟りました・・。

続く

 

 

 

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