EUROPE NOTE
(ヨーロッパ旅行記)

 

6日目-2 (11月22日) ウィーン美術史博物館・国立オペラ座(国立歌劇場)


シェーンブルン駅から地下鉄に乗ってウィーン中心部へ戻り、次は美術史博物館へ。ここもどうしても見ておきたかった場所の一つ。

美術史博物館(美術史美術館)
美術史博物館(美術史美術館)

美術史博物館はハプスブルク家の歴代皇帝たちが集めた美術品のために1891年に建設されました。ブリューゲルのコレクションが特に有名で、その他フェルメール、ラファエロ、ルーベンスなど傑作が目白押し。
絵画のほかにエジプトや古代ギリシャの彫刻などのコレクションもあります。

かなり大きいです。外観もとても素敵です。向かい側には同じ形をした自然史博物館があります。自然史博物館も見たかったけど時間の都合で断念、、

マリアテレジア像
マリアテレジア像

このマリアテレジア像を中心に美術史博物館と、自然史博物館が向かい合って建っています。
騎士を従え堂堂たる姿はまさに女帝って感じですね。

美術史博物館の様子
館内の様子

美術館を入ると一階がエジプトなどの彫刻、2階が絵画のコレクション。

正面の階段が大きな吹き抜けになっています。大理石をたくさん使ったこの建物自体もとても素敵です。ゴヤ展が開催中でした。

オーディオガイドを借りてみたけど英語なので難しすぎ(^_^;)
持っていた「地球の歩き方」に絵画のフロアの地図が載っていたのがかなり役に立ちました。ブリューゲル、ラファエロ、フェルメール・・どの作品も素晴らしかったです。

絵はもちろんこと、絵画が展示されている部屋もそれぞれ壁の色が赤だったりグリーンだったり、とても素敵で、ここの美術館かなり気に入りました。パリのルーブルよりなんだかすごく感動・・・。

本当はもっとずっと見ていたかったけど、この後まだまだ予定が・・・残念だけど(それでも2周は回った!)、次へ行くことに。ここだけで半日〜1日とってもいいくらい見どころあります。今回のウィーンでここが一番面白かった。とても感動したのでミュージアムショップで総合ガイドなる解説書を買っちゃいました(^^)

博物館を出るとすでに暗くなっていました。オペラ座の前にもう一件・・・市庁舎のクリスマスマーケットに行ってホットワインを飲まなければ・・・(笑)

雪は上がってお天気回復してきたのはよいですが、寒さで道が凍ってツルツル滑ります〜。
それほどの距離はないので写真を撮りつつ、市庁舎まで歩きました。

国会議事堂
国会議事堂

ウィーン市庁舎
ウィーン市庁舎到着〜

ライトアップされてとても綺麗でした!オーナメントやら食べ物やらたくさんの屋台が並び、たくさんの人が集まっていました。

ブルク劇場
ブルク劇場

市庁舎の向かい側はドイツ語圏の演劇界で最高峰とされるブルク劇場です。

クリスマスオーナメントの屋台
ボール型のクリスマスオーナメントがこれでもか!というくらい飾られた屋台

縁日というかお祭りというか、みんな飲んだり食べたり思い思いに楽しんでいました。ここは観光客っぽい人もいたけど、どちらかというとウィーンの人のお祭りって感じ。みんな友達同士とか家族とかカップルでワイワイやっていて楽しそう。

ちょっと寂しくなったけど、私もホットワインを買って屋台を見学しました〜。ワインはマグカップに入れてくれ、ワイン代と一緒に保証金を払い、カップを返せばその分は返金してくれるようです。カップは記念に持って帰ってきました。ワインは、うーんあまりスパイス効いてなくて、プラハで飲んだホットワインの方が美味しかったけど、ま、雰囲気は楽しめました(^^)

オペラの時間もあるので、トラムに乗って一旦ホテルに戻ります。
かなり歩いたし、時差ぼけもあり、ホテルに戻るなり寝そうになったけど頑張って着替えてお化粧を直し、オペラ座へ向かいます。ホテルからオペラ座へは歩いて5分もかからないので、これは便利でした。

ウィーン 国立オペラ座
ウィーン国立オペラ座 (国立歌劇場)
オペラが始まる前の様子

私が座った席からはこんな感じ。この後どんどん人が入りほぼ満席になりました。
舞台は良く見えるけどオーケストラは全然見えなかったのがちょっと残念。

オペラ座 英語orドイツ語の字幕
席の前に一つずつ自分用の字幕セットが付いています。
ドイツ語か英語が選択できます。

演目は「ナクソス島のアリアドネ」18世紀マリアテレジア時代のウィーンが舞台のオペラ。作曲はR・シュトラウス。
係りの方から買ったプログラムには日本語のページもあり、ちょっとだけ予習できました。

が、私の英語力で話を追うのは相当難しく・・・全然ムリ(^_^;)
オペラの俳優さんたちの素晴らしい歌、演技、音楽、そしてオペラ座の雰囲気を味わってきました☆

オペラ座 幕間の様子
幕間の様子

いくつもある大きな部屋ではシャンパンなどを飲みながら皆さん談笑されてます。なんというか、ヨーロッパの社交、というのを垣間見た気がしました。うーん一人というのはやっぱり寂しい・・。でも、こんな機会めったにないので、一人でうろうろ見学しました。シャンパン飲みたかったけど、飲んだら爆睡確実だったのでガマン。。

国立オペラ座 外観
ウィーン国立オペラ座の外観
後ろ側からですが・・・。
この向かい(手前側)にはホテルザッハーがあります。

公演が終わってもう夜10時過ぎだったんですが、ホテルザッハーの横を通りかかったらまだ買い物している人がいるではないですか♪私も本家本元のザッハートルテをお土産に買ってみました(^^)

遅い時間だからもうお店閉まっていると思い込んでいたのですが、後々ガイドブック見てみたら結構遅くまで開いているカフェなどもたくさんあるのですね。そういえばザッハーのカフェもまだ開いてるっぽかったな、、。最後の最後、カフェの方に寄らなかったのはちょっと後悔しましたが疲労もかなり来ていて、ホテルに帰ってクリスマスマーケットで買ったブレッツェルをかじって寝ちゃいました。

それにしても1日頑張った!一応見たかった場所は全部見ることができたので満足です(^^)

明日はいよいよ帰国です。
 

続く

 

 

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